ということで、BEATLESバンドとしてデビューするのに普通のギターが
必要になったのですが、(22歳ころCavernに出演していた際は、借り物の
カントリージェントルマンを使っていましたので…)たまたまその頃、日本橋の
質屋みたいなところで見つけたのが、いわゆるノーマルなストラトキャスターでした。
12:Fernandes StratCaster(型番不明)

サンバースト、ローズネックという「王道」的なストラトです。
最初は、かなり使いにくかったのですが、ある程度慣れてくると、ストラトって
「めっちゃ操作性がイイ!」んですよね。音色もバリエーションがありますし。
そうやって、徐々にストラトを使いこなせるようになっていったのです。
ただ、このギター、ネックの裏に小さなヒビが入っていまして、まぁ音には影響は
無かったんですが、何となく慣れてくるにしたがい、「ちゃんとしたストラト」が
欲しくなってきました。
そんな事を考えながらも、このストラト、5年ぐらい使いましたけど…
後々、Tokaiのストラトを手にしてから、使う事が無くなり、これまた友人の
息子がギターを始めるというので、タダであげてしまいました。
13:AriaPro-Ⅱ Rickenbacker Model (型番不明)

CavernClubに出始めた頃、当時のプロデューサーが「Beatlesやるねんから、
これ使え!」てな感じで貸してくれたのが、Ariaのリッケンバッカー330のコピーモデル
でした。
まぁ、数曲で使用はしたのですが、やはり(今でも思いますが)「使いにくい!」ので、
結局、借りたままでお蔵入りにしてしまいました。
で、家に置いてあったのですが、たまたまヘッドのリッケンバッカーのプレートの
本物が手に入ったので、それを付け、また当時のJohnLennon役のメンバーが
本物のリッケンのJohnモデルを買って、アームを付けたので、「R型」のテイルピース
余ってるんやけど…ということで、それを譲り受け、見た目は完璧に本物になったのです。
見た目が本物なんで、一応ステージには立てておきましたが、殆ど使わなかったです。
その後、後に手に入れるギターシンセのピックアップを取り付け、(ボディを思いっきり
削って、回路を組み込みました。…借り物やのに…^^;)、ギターを弾きながらシンセの
音も出せるように改造して、何回か使用することになりましたが、やはりギターとしては
使いにくいのは変わらないので、結局、家に置き去りになり、その後、カメラマンの友人に
ステージ写真を撮ってもらった謝礼として、差し上げました。
14:CASIO GuitarーSynsesizer

写真では、原型をとどめていませんが、もとは黒いストラトタイプのギターで、
シンセ用のピックアップが付いたギターシンセでした。
これは、2本目に買って、その頃まだ所有していたGRECOのレスポールと交換で
友人に譲ってもらったものです。
で、最初はこのギターを「マジカルミステリーツアーでのGeorgeのストラト」と同じ
ペインティングにして、使っていました。マジカル模様でギターシンセですから、
結構使いではあり、ステージでのサブギターとして必ず持っていっていましたね。
名前は「まじかる君」と名づけて。
ただ、ギターとシンセをMIDIでつないで…というステージセッティングが、かなり
面倒になってきて、そのうちシンセを普通に手で弾くようになっていったため、
使用することが少なくなり、シンセパーツを取って、先のリッケンモデルに組み込んだ
のです。
(だから、使えへんのになんでやねん!…ですが、俺も何でそうしたのか覚えてませんわ)
で、なんとなくプリクラとか貼っていったら、「おっ、これおもろいかも…」となり、
とりあえず、ありとあらゆるシールを貼り付けてみました。
このギターは後にBlackStarというバンドでよく使用する事になるんですが、Liveに
持っていく度に、お客さんに何か貼ってもらっていたので、どんどん外見が変わって
いきました。
(現在は、家でのコピー用のギターとして、ピックアップも搭載せずに置いています)
15:Kramer (型番不明)

LonesomeTearsと平行して、オリジナルバンド「あん」をやっていた頃、そのバンド用の
ギターとして購入したものです。楽器屋さんで傷ものやったか、中古やったか覚えてない
のですが、結構安くは買っていると思います。
16:Fernandes (型番不明)

上のものとほぼ同時期に、別の場所で見つけて購入したものです。
当時は、こういったロック式アームがついたギターに、ちょっと憧れてて、やたらに
買いまくっていたように思います。
17:B.C.Rich (型番不明)

これも同時期に買ったことしか覚えていません。
これら3本とも、あんまり思い入れも無かったので、その後どうなったのか、全く
覚えていません。^^;
ただ、すべて分解してパーツだけは何かしら残したようには思っているのですが、
現在手元には、何も残っていないです。
以上、LonesomeTears結成当時のギター達でした。
この後、LonesomeTearsをやりながら組んでいた「あん」というオリジナルバンド
が解散し、別に「BlackStar」というオールディーズバンドを結成、またLonesomeが
メンバーチェンジにより「Realize」と改名するのですが、これ以降は見事なぐらい
ストラトキャスターばかりを手にするようになりました。
その辺りは、後日アップします。