お盆真っ只中ですが、みなさん熱中症は大丈夫ですか?
さて、今回のネタですが、タイトルのレンタルビデオ・・・って?
と思われる方もあるでしょうね。
実は、うちの家庭は世間一般とは、間逆の時間帯で生活して
おります。
店の営業が午前2時まで。片付けたり掃除したりして、帰宅
するのは午前3時過ぎから、遅くなれば午前4時。
それから夕食を食べまして、風呂に入って、就寝時間は大体
午前7時から8時の間です。起床は普段は午後2時頃。
朝食は午後3時頃です。
Bettyの出勤時間が午後4時、俺の出勤時間は普段は午後
6時です。夫婦共々夜型の生活なので、生活時間はピッタリ
合っては、います。
でもたまの休日、この時間帯にしか起きていないので、とかく
遊びに行くところが無い!11時くらいまで開いているショッピ
ングモールとか、ドンキホーテとかしかね。それでも午前1時
頃になると、本当に行くところが無くなります。
そんな我々が見つけたのが、24時間営業のレンタルビデオ
でした。
深夜2時3時にビデオを借りてきて、朝の8時頃まで見る時間
があるのですから。深夜型の我々には格好の遊びですよね。
で、最近は2人で代わる代わる、1週間に10本ほどDVDを借
りてきています。そこで、最近(うちで)話題になった作品を
数本ご紹介しましょう、・・・というのが今回のテーマです。
まずは、「大奥」シリーズ。
現在見終わったのが、
●「大奥」
・・・主演:管野美穂・浅野ゆう子
時代背景・・・13代将軍家定・14代将軍家茂
全4巻+スペシャル1巻
●「大奥~第1章~」
・・・主演:松下由樹・瀬戸朝香
時代背景・・・2代将軍秀忠・3代将軍家光
全4巻+スペシャル1巻
●「大奥~華の乱~」
・・・主演:内山理名・藤原紀香
時代背景・・・5代将軍綱吉
全5巻+スペシャル1巻
ここまで制覇しました。
後残りが
●「大奥スペシャル~もうひとつの物語~」
・・・主演:深田恭子・浅野ゆう子
時代背景・・・6代将軍家宣
全1巻
●「大奥(映画版)」
・・・主演:仲間由紀恵・井川遥
時代背景・・・7代将軍家継
全1巻
の2本だけです。
ともかく、これで江戸時代の歴史にはめっちゃ強くなりました。^^
昔、「ベルサイユのバラ」にはまって、フランス革命に強くなった
のと同じですが・・・。^^;
公開順に見ていますが、時代順に見ていくのも面白いかと思い
ます。おすすめの18本(多いって・・・^^;)ですね。
続きましては
●「天井桟敷の人々」
1945年のフランス映画です。
「犯罪大通り」と「白い男」という2部構成になっています。
基本的な主人公は同じですが、2部は1部の数年後という
設定になっています。
1部2部合わせて、3時間15分という超大作ですが、一気に
見てしまいました。
はっきり言って、派手でもなんでもない恋愛映画ですが、
見終わった後の充実感はすごいものがありました。
フランス映画史上最高の映画というキャッチフレーズも納得
できました。
とかく脚本が良かったと思います。いわゆる名ゼリフと呼べる
ものが随所に散りばめられ、それでいて物語りは淡々と進ん
いきます。
語彙力の無い人には理解できないかもしれませんが…
正直最初の30分ほどは退屈ですが、後半2時間半は一気に
見れますよ。
今回、最後に紹介するのは
●「デビルマン」
2年前の公開で、言わずと知れた永井豪の漫画が原作です。
かつてTVアニメで見ていた世代ですので、今回CGと実写で
映画化ということで、非常に期待していた作品です。
漫画の方も全部読みましたので、アニメと漫画のストーリー
の違いも知っていました。
今回映画化に際し、ストーリーは原作通りと言う事が宣伝
文句であったので、いつか見たいと思っていた作品でした。
で、結果ですが・・・
俺が小学生時代(・・・このころから映画好きなんですが・・・)
から今まで、約40年間にわたって見てきた映画で「最低」の
作品でした。^^;
主役のFRAME(とかいう、美少年コンテストで優勝したらしい
双子のアイドル)の演技が、とかくヘタで、最初の10分ぐらいで
見るのを止めようと思ったぐらいですから。
それに脚本が最低なのか、ストーリーが全く理解できない展開
になっており、豪雨のシーンでカメラがパンするとピーカン照り
という、およそ学生映画でも考えられない失敗をしています。
デビルマンをご存知の方なら知っている「シレーヌ」というキャラ
も、最初の方に意味も無く数分登場して終わりと言う、キャラの
無駄遣いや、小林幸子やKONISIKIがぜんぜん必要でない
役でちょこっと出演していたり、とかく「何これ?」って感じの
映画でした。それでも制作費は10億円だそうで、低予算の
超B級、超C級映画のほうが、よっぽどマシと感じました。
ちなみに、10億円の制作費に対し、興行収入は5億円だった
そうです。(あかんやん!)
あまりにくだらなかったので、ネットで検索すると、「映画デビルマン
をたたくHP」なんかもあったりして、全国的につまらなさが怒りに
まで変わっているのを知り、思わず2回目を見てしまいました。
「失笑」「突っ込みどころ」満載ですので。
ちなみにこの映画を公開したとたん、配給元の東映の株価が
下がったそうです。
「映画史上最高」と言われている『天井桟敷の人々』と、「人類史上
最低」といわれそうな『デビルマン』、もし怖いもの見たさがあるの
なら、2本とも見てみるのもいいかもしれませんよ。